2012年3月27日

おかめ祭りご挨拶文

天晴れ!おかめちゃん

おめでたいものは、どうしてこんなに面白いんでしょうか。

派手でバカバカしくておマヌケでダサくて…。
私はそれらをたまらなく愛おしく思います。
そして底抜けに明るくて目出たいものが揃い過ぎると、
何故か少し泣きたくなるのです。
哀しみの中の少しの笑いが感動を生むように、
どんなものも極まった向こう側には
名付けようもない世界がひらけていると感じています。

絵本「おかめ列車」にはオメデタイものをいっぱい描きました。
わたしも描きながら、絵本に出てくる「こももちゃん」や「おにいちゃん」といっしょになって
おかめ列車の旅を楽しみました。その絵の世界を手にとれる形にしたのがこの展示です。
たくさんの作家さんに「おかめ列車」にあうものを創ってもらったり、集めてもらいました。
時に可笑しく、懐かしく、妖しい…そんな何でもアリな世界を旅できます。

お祭りの日は、お目出度いものが勢揃いしてアホになれる日です。
頑張り過ぎてアホになる。アホになってまたがんばる。
そんな日本の持つ明るくたくましい力に惹かれます。

できれば、多くの人が、いま乗っている日本とゆう列車をおもしろがってくれたらいいな、
できれば、たまたまの縁で乗り合わせたこの運命を諦めず愛して欲しいな、と思います。

いろんな不安や喜びや哀しみや無関心を下地にして、
つかのまアホになってこのおかめ列車の旅をご堪能ください。

ポー。

いぬんこ