2010年2月27日

コロヨシ!


装画描かせてもらった、三崎亜記さんの奇想小説『コロヨシ!』発売されてます。分厚いのに一気に読めておもろかったです!内容の如く、架空やけど歴史と重みとオモロみのあるように描きました。デザインは、ホンマお世話なってます鈴木成一デザイン室さんです。

2010年2月17日

いい本棚?

 引札屋オチャマンテでユニット組んでる相方さんの編集者の金ちゃんは、都築響一さんの『着倒れ方丈記』を編集した美人で出来る女です。今は都築さんの事務所で仕事したはります。都築さんなんて私にとっては、その昔本屋で『TOKYOSTYLE』見て衝撃受けて以来、その目線と行動と風格と愛情と執念と…出会う度に頭のどっかに日が当たるような、ムサムサ尊敬する御方です。私みたいなオバハンにも優しくしてくれて、御会いする度に有り難い気持ちになりますです。
そんな都築さんが最近、所蔵の膨大な蔵書が若い人に渡れば、とネット古本屋を始めはって、金ちゃんがその書店員を任され、私も書店員3号としてpop係?みたいなんになりました。宜しくお願い致します。
http://e-hondana.net/
事務所で本棚拝見させてもらいましたが、すすす凄かったです。泊まり込みで探したい程、珍本貴重本がワンサカでした。是非探索してみて下さい。でもああ、アレが売れませんように…。嘘。
(絵は、e本棚 引札用挿絵より)

2010年2月12日

「PAPER DOLL」展@六本木

きせかえの展覧会に参加させてもろてます。奈良のカナカナと大阪以外展覧会した事ないもんで、東京では初展示。今回は「引札屋オチャマンテ」として 編集者 金谷仁美とのユニットで参加。
「若いカップルが結婚し、老けて腹出て入れ歯や義眼、義肢になって…色々あったけど、やがて共に白髪になり高砂人形になる」とゆう壮大かつ、お目出度いアイデアを金ちゃんが出して、犬がそれを描きました。

皆さんの作品、それぞれ一枚ずつ味わい深く、世界観もしっかり構築されててさすがでした。グッズもおかせてもらえるとの事で、瓢箪笛を置いてもらいました。皆さん著作の絵本や画集置いてられる中、少々浮いてましたが…。そんな浮きぶりも含めて、お近くに来られることがあれば是非御覧くださいませ。

二枚だけの参加ですが、そんな機会もないので大阪からオープニングパーティに参加してきました。いつも誌面や広告で拝見してた方が一杯でしたが緊張しぃな為あんまし御話できず残念。。でも少女の頃初めてイラストレーターとゆう職業を知り、憧れた上田三根子先生と御話できて感激しました。寺田順三さんや福田利之先輩、イナキヨシコさんとゆう大阪出身の先輩も人気者なのにイナタイ私に、とても優しく気遣てくれてありがたかった。。

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「PAPER DOLL」展
2月9日〜21日まで、現代のイラストレーター24人が、昔懐かしい「紙きせかえ人形」を今に再現する「PAPER DOLL」展を開催します。素朴な形態と現代性の融合する企画です。

会期:2月9日(火)〜21日(日) 12:00〜19:00(日曜日は18:00まで) 15日(月)休
会場:GALLERY TOKYO BAMBOO
東京都六本木7-4-14_乃木坂スタジオ2F 03-3405-0556  tokyobamboo@biscuit.co.jp
http://bamboo.biscuit.co.jp/bamboo_new/exhbit/index.html
参加イラストレーター:赤崎チカ いとう瞳 イナキヨシコ いぬんこ(引札屋オチャマンテ) 上田三根子 北村ケンジ 小巻 斉藤美奈子ボツ フォード 霜田あゆ美 Shu-Thang Grafix 杉浦さやか 高田理香 タケイ・E・サカエ タケヤマ・ノリヤ タラジロウ tupera tupera 寺田順三 永野敬子 中村幸子 花くまゆうさく 平松昭子 福田利之 ほししんいち 渡部麻由美

2010年2月1日

尾道には何かある。

 チャンキーさんの展示とイベントで尾道に行ってきました。
大阪2回と金沢と今回で、もう4回目になる、「カレーとロックとトークのイベント〜スパイスの嵐」。通の間で、日本一美味しいとも噂されるカレー屋「カシミール」の後藤氏と、多岐にわたるモノ作りで世界的に活動するgraf家具職人の荒西氏、そこにアーティストチャンキー松本。

「まずやる事、好きなものをコピーしてでも。そしてそれをやり続ける事」「アマチュアならではの特権は失敗してもいいからホームランを狙える事」…今回も強烈なスパイスの香りと、道を極めてる人ならではの言葉と凄みのある演奏が、お寺とゆう場でカレーみたいに混ざりあってました。「何かを始めたくなりました」アンケートにもそう書かれてて、何よりいい感想だなと思いました。チャンさんはいつも、凄い二人がいるから俺はいらんかも…とかゆうけど、ああゆう場を作れるってのは凄いなあ、と思う。

 去年は「キリイシ」とゆう本の出版で、真ん中に切石とゆうトンでもない才能があり、それを地道にまとめて形にするとゆう作業を経験できたことで、たくさん学ぶことがありました。才能や作品もしくは強い想いやメッセージ、そうゆう類いのものは、強引にいえば産まれたての子のように、あの世を孕んだ異界の存在。だからこそ日常から浮き出た輝きを放つ。しかしそれを丁寧に取出し育てて世に差し出すには、日常の立ち位置と視点、そして地道で確実な時間作業を必要とするんやなあ。と。本作りを通してそれを経験できたことはありがたいと思う。
 今回のイベントを主催した音楽家のケイキさんと尾道の人々も、そうゆう仕事が出来る人達でした。準備から設営から仕込み本当に何から何まで、人の手と気持ちで作り上げてくれてました。

それにしても尾道は青春の街やなあ。いつもそう思う。瀬戸内の海と山と古い家々、その間を線路がカンカンと鳴って、学生の自転車が、買い食いしながら走り過ぎる。そうゆう、なんだか学生ドラマっぽいロケーションからも、そう思うんやけど、町の大きさも。観光地だけど、作り上げられすぎてないヌケのある町。そのヌケがあるからこそ、一瞬でその町の路地に迷い込める。汚れた野良猫や、歪みまくった古い家、狭い坂道を抜けて広がる海と風。

 会場であるお寺にメンバーの一人のおじいちゃんのお墓がありしかもイベントの日が命日だったとゆう凄い偶然から、想えばこのカレーのイベントが出来るのもケイキさんとアニメーション「スープ」てゆうイベントだったみたいなコジツケまで…今回の旅は不思議な縁や偶然やミラクルが一杯で、大林監督じゃないけど、確かに尾道には時間と空間を超える何かあるような気がします。いや、あります。そういえば、今回展示されたチャンさんの絵には、そうゆうヌケた時間と空間と作業する人が描かれてました。それも偶然でしょうか…。
いつの日か私も昔の絵描きさんみたいに、尾道にしばらく滞在して絵をいっぱい描ければなあ、なんて思ったりしています。

イベントに同行したアコーディオン楽団「リュクサンブール公園」が町を流している姿も、まるで尾道名物みたいにすっかり溶け込んでました。何気なく録った動画なのに映画のはじまりみたいになっててビックリ。でも最後に通り過ぎる車は…。