2010年9月8日

京都と大阪


ちょっと前ですけど、装画のお仕事させてもらったのでアップしておきます。
東京に来てから描く、京都と大阪の本…。

怖いこわい京都 /入江 敦彦さん (新潮文庫)

京都には、嵐山嵯峨の美学校に通った学生時代に住んでました。
御飯の炊き方もようわからんまま初めて親元を離れての四畳半一間、一万二千円。
苺大福売りや着物染色、太秦撮影所で街娘や忍者のエキストラ、嵯峨豆腐や祇園料亭のお運び等々の「京都バイト」をしたり、
西部講堂や京一会館やらでアングラ映画や舞踏やライブを朝まで見たり、ミニコミ雑誌の編集部でお手伝いして漫画を描いたり、パンクな人と付き合ったり…。私にとっての京都は、「いにしえ」や「みやび」ではなく、な〜んもわかってない「芸術」とゆう名の元に「常識」とゆう二文字を忘れた生活を送ったが為に、その後の人生を大きく変えてしまった「こわい」街、だったりします。


正しい大阪人の作り方 /わかぎ ゑふさん(集英社文庫)


先日、京都出身の友人が営む東京の古本屋さんで、初めて御会いしたおじさまに、「いっちゃなんだけど、大阪人ってガメツいし、ガサツで図々しくて俺ぁ嫌いなんだよね〜。京都は大好きなんだけどね〜。」といわれました。もう大人過ぎてナイーブに傷つくとかないんですけども、女で気が弱そうだからか、そんな大阪差別を受ける側に立つことがたま〜にあり、チョット新鮮です。こうして、お国代表気分にさせられたり、愛したり捨てたりして自分のなかに「ふるさと」とゆうものが、形づくられていくのでしょうか。なんか間違った大阪人が作られてまいそうです。