2010年3月24日

毛文字本「home」編集中

 私の旦那さん、チャンキー松本は超チョーハツ的。
およそ十年間伸ばしたその髪は、いまや112センチ。夫は身長159センチのおチビなので、立つと膝の裏まで届きます。女性と間違われる事度々で、温泉では長髪を首にくるりと巻いて湯に入ってかなり驚かれるそうです。そらそやろ。『いつか身長を越すんじゃないの?』と、よく聞かれますが、見てるとその長さ以上は伸びてないように思います。そんな長髪は、普段はチョンマゲになり、次第に大きくなり白髪になり約十年、頭上に鎮座し続けております。
髪様?そういえば、チチ松村さんが「そのうちおばあちゃんが手を合わせるようになる」と書いてくれてました。

ふとしたきっかけから撮り溜めたけもじ写真。その「ふと」とは?
去年のある日、名古屋の素敵ユニットettのさゆりちゃんのお誕生日に、皆で画像メールを送ろう!てなことがありました。夜中夫婦で写真撮ってたら、途中でチャンさんが寝て動かなくなってしまい、しかたなくその長髪で「LOVEさゆり」と送ったのがはじまり。意外に好評で、すぐいい気になる私はそれから、チョコチョコ撮りためて友人に送っては、笑ってました。写真家の佐伯慎亮さんもその一人で、是非写真集をと勧めてくれました。

そしてまたその写真を、玉造のブックカフェバイエルさんで見ていたら、凄く面白がって下さって展示と本の出版をさせて頂けることになりました。有り難いです。
展示が決まってからは、猛烈に作り続け、撮り続け、合計千枚位88文字分位。

なんでもそうですが、同じ作業を繰り返すとだんだん違う物が観えてきます。文字を作り乍ら、よう寝るなあ〜白髪増えたなぁ、から始まって、そういえばこの長髪は10年間の夫の日々を見続けてたんやなあとか、10年前何してたかなあとか、そういえばその時拾ったチョロももう10歳、この部屋も10年位経つし畳も布団も破れとるし嫁入り家電も次々壊れてきよったなあそらオバハンなるわぁ…それにしてもこれからどないなるんやろう…とか…。

そうして写真に写りこむ、10年物の毛とボロボロになった家とすっかりデブった猫。
ようわからん夫婦のようわからん生活。
バイエルさんが、「何枚も見続けてると笑いを超えてなんだか切なくなってくる」とゆうてました。
写真素人の私が撮りまくった中から、そんな雰囲気を持つ写真をバイエルさんとチャンさんが選定してくれて、今まさに写真集を編集してくれ中。展示初日に間に合いますように…。

初日には、今から緊張ですが私の生毛文字撮影会と、おもしろ料理ユニット?でもあるゴゴモゴさんの「毛に良い黒い料理」も出して下さるそうです。どんなんや!

展覧会詳細ページはこちらです


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