2009年9月30日

そばぼうろ

子供のときから、何故かそばぼうろ大好きで、
小学校の机の中にもそばぼうろの缶を道具入れにしました。

そんなそばぼうろの元祖とゆう 老舗のそば屋さん澤正さん
陶芸家の木下さんの展示とお話会で参りました。

トビガンナとゆう、古時計のゼンマイで模様をつけた焼き物や
同業者が驚くとゆう、まっすぐな陶板に足がついた皿、等
凄腕と粋さが同居した、すんばらしい作品が展示されてました。
茶話会に集ったマダム達は、陶芸家さんのお話に感嘆。
作品は飛ぶように売れてました。

最近思うんは、物語が大切やなあ〜と。
大陸から伝わった、とゆうその技法を再現する為に、
探した古時計のぜんまい、でつけられた模様…。
その昔、迎賓館だったとゆう京都の老舗、での出会い。
そんな物語の真ん中に作品があるってのは、ええもんやなあ、と。

ホンマはみんな物語を欲しがってるのではないんやろか。
エンデの『はてしない物語』の登場人物たちみたいに。

私は、そばぼうろの穴から、何を見たんかなあ〜


(上の絵は、先日刊行された、あまから手帖「奈良百選」に
描かせてもらった章扉より麺)
あまから手帖 うまい店100選 奈良

2009年9月28日

ねんげつ

華道家 片桐功敦さんのいけばなのパフォーマンスを中之島水都のgrafのカフェでみました。
毎度、片桐さんの表現には、驚嘆させられる事ばっかりですけど、今回もそう広くないテントの中で、古ぼけた舟を主人公に、松や百合、彼岸花の匂いとともに、風景が果てしなく広がる時間を感じさせてもらいました。昔読んだランボーの酔いどれ船のよな酩酊感もあり、老いぼれて静かに記憶に沈んでいく風景が素晴らしかったです。初めてで緊張するゆうたはったけど、朗読もじゅーぶん男前でおました。



その後は、堀江のチャルカさんの10周年。もはや全国からファンが訪れる有名店のお二人。イベントでも企画すれば大勢の方が来るだろう、この節目には、創設当時からの人たちとゆっくりシミジミと…とゆうことでした。その昔、南森町で屋上ログハウスみたいな事務所にいたはった頃、「見てーかわいいやろ〜、こうゆうセンスでやっていきたいねん!」と力説しながら見せてもらった、間に旅行チケットやら貼りまくってパンパンにブタになった使い込まれた皮の手帖…。…天才や……と思いました。こうゆうセンスも今や普及してきました。
あれから10年か……
そら私もオバハンになるわ…!(チャルカのお二人は若いままやけど…)



そして昨日はチャンキーさんは、山に森林保護のお手伝い。太い木を何本も伐ったそうな。
私はといえば手紙を書くだけで一日が終わった…。私の時間は、樹木並み。


画像は全く関係なく 今出てるVOCEさんの
デトックス特集に描かせてもらった絵より
メイク雑誌らしくない絵ですが…アジア版にもなるそうです。


最新号

2009年9月25日

五軒長屋の職人さんたち

名古屋から帰って、お仕事したり、チャンキーさんの紙芝居のバック演奏したり、ボンヤリ…してたら…もう!1週間も、経ってしまいましたが!
 平成中村座・五軒長屋での展示販売は、ほんま色々刺激的でした。まったく知り合いのいない場所でたまたま私の絵を初めて見る人達の反応とお金のやり取り…。普段はパソコンの前でのバーチャル商売なもんで、今回は展覧会とはまた違う、生な「仕事」の充実感がありました。

  今回は恐れ多くも平成中村座の役者絵みたいなんと一筆箋をはじめ、普段の一筆箋各種、双六等のおもちゃ絵、宝船絵、マッチ、葉書等の、紙モノ屋として参加しました。見てもらうだけでも、と思ってましたが、初日に一筆戔が完売、役者絵も最後には残り僅かになったりと、その他も予想以上に御買い上げ頂き、驚きました、嬉しすぎました。

 それにしても、今回ホンマにたくさんの人にお世話になりました。最初に、よう考えたらまだ御会いしてそんなに経たへんのに、御誘い頂いた手ぬぐい ふじ屋の川上さん。色々絵のアドバイスや歌舞伎、江戸文化の話も教えてくれはりました…。
しかし、最初は「有り難いお話やけども、浮世絵や江戸文化が好きゆうても、かなり無知な上に、江戸の伝統職人さんに混じっての参 加てな恐れ多いこと、私には無理やわ…」と思っていたところ、東京でフリーの編集のお仕事してる金谷仁美さんこと、パワフル金ちゃんが、「行こうや名古 屋、シャチホコ見に行こ!」と同行を申し出てくれて、決心出来ました。
その後も、友人の江戸好き松枝嬢が今昔館や浮世絵館に同行して解説してくれたり、ettのサユリちゃんや、リュクサンのミナちゃんボンちゃんら音楽友達が内職を手伝ってくれたり、姉御阪上さんが大阪の平成中村座公演の説明と資料貸してくれたり。
 そして、初日も紙モノギッシリトランク引いて汗だくで、やっと五軒長屋についたら、初対面の職人さん達が一斉に手伝って下 さって…。準備悪く必死で値段とか書いてる間に、壁の展示から紙モノ商品までキレイに並んでいて……!!驚愕と感激でした。

ああ〜ホンマにドンクサ人生一直線。皆様のお助けで生き長らえるワタクシでおます。
たまに、「天国ってこんな感じ?」…ゆうて頭叩かれる位、
なんか優しい人に囲まれて、ああ、ありがたや、ありがた屋。
ナームー

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五軒長屋とは、文字通り五軒ならんだ昔の商店のようになっているのですが、期間が長いためそれぞれ1週間程で交代しはります。今回たくさんの職人さんに御会いしました。

最初に御会いしたのは、わざわざ一日宿泊延長してお手伝い下さった、陶芸家の木下栄司さん。海外でも活躍の凄い方と御聴きしてましたが、気さくで色々教えてくれはって時間ギリギリまでほんまにお世話してもらいました。感謝一杯です。10月に銀座松屋で個展だそうです。

初日、見かねて自作のお盆や入れ物をたくさん貸して下さった指物の益田さん。そのスーパー精緻な技術に感動しました。多分、私の店にあった商品の中で確実に一番高級品でした…。そしてあの器がなかったら、どないみすぼらしかったやろか、と準備不足に身震いします。作家の原田宗典さんのご友人だそうで、私一度扉絵描かせてもらったので、御縁があってなんだか嬉しかったです。

黙々と釘を打って展示お手伝いいただいた、木彫の吉田さん。根付けとかかわいらしのもつくってはりました。

ブラシ職人の青山昭次さん。その良さを知ってる人が熱心にお話きいたはりました。


画工の殿村栄一さん

ヘナヘナ絵の私とは逆の、腕のよさに裏打ちされたどっしり有り難い絵描いたはりました。画材の事とか、色々教えてくれはって、粋で優しくオモロい方でした。

日本刺繍の中井まりさん 流麗で美しい作品の中に、チラホラ鏡餅ブローチとかちょっと面白い図柄がありました。とにかく明るく面白くものすごい安心させてもらえました。


文扇堂の荒井修さん。江戸っ子!て感じのお話がもの凄い面白くためになる、いとうせいこうさんと共著で上梓されたばっかりだそうで早速サインしてもらいました。

かんざしの三浦孝之さん ひとつずつ丹念に作られたかんざし…にウットリしました。

2009年9月15日

絵草紙屋

9月16〜19日の四日間
名古屋城で興行中の平成中村座に建つ、
五軒長屋に参加させてもらうことになりました。

五軒長屋とは、中村勘三郎さんと浅草の伝統工芸職人さん達との友人付き合いの中から、勘三郎さん曰く「僕は伝統芸能を紹介するから、皆は伝統工芸を紹介しない」との一言で、2004年のニューヨーク公演よりはじまったそうです。

手ぬぐいや市松人形、扇子、かんざし、刺繍…。
そんな職人さん達に混じって、
わたくし、役者絵?みたいなんと、紙雑貨を展示販売。。。

むむむ。

そもそも、こちらのお話、今出ている「東京の手仕事」とゆう本の
『浅草の手ぬぐい屋「ふじ屋」さんで、オリジナル手ぬぐいを作ってみる』とゆう企画で、私が体験取材をさせて頂く事になり、ご主人に色々お世話になった御縁からでした。
私は北斎の暮らした浅草が好きで、ふじ屋さんにある京伝の手ぬぐいも壁に飾ってましたので、とてもありがたかったです。

それにしても有名な職人さん達に混じっての参加。
玉石の石なりに、ただただ他の方のご迷惑にならない様にと祈るばかりです。。

もしも名古屋城に来られる方は、覗いてみて下さいね。

2009年9月5日

はみがきのうた

今日、、の告知ですけども…
二年ぶりのettのPV昨夜完成しました!
だらしない私のせいでまたぎりぎりでしたが
動画編集のハセさんの大人力で昨夜完成。
その冒頭30秒をどうぞ。



梅田ムジカジャポニカにて
ett ミニマムスと、チャンキー松本のパフォーマンスもあります。
夜お時間ある方は宜しくお願い致します。